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2021-09-20

卑劣なデマ攻撃は許されない

みなさん

今月8日、「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」と日本共産党、立憲民主党、社民党、れいわ新選組の野党4党が、次の総選挙で自公政権を倒し、命を守る新しい政権の実現をめざす野党共通政策に合意しました。

その内容は、
第一に、憲法に基づく政治の回復
第二に、科学的知見に基づく新型コロナウイルス対策の強化
第三に、格差と貧困を是正する
第四に、地球環境を守るエネルギー転換と地域分散型経済システムヘの移行
第五に、ジェンダー視点に基づいた自由で公平な社会の実現
第六に、権力の私物化を許さず、公平で透明な行政を実現する

この6つが柱になっています。

私たち共産党の志位和夫委員長、立憲民主党の枝野幸男代表、社会民主党の福島瑞穂党首、れいわ新選撰組の山本太郎代表が共通政策の提言書に署名しました。総選挙で野党各党が野党第1党を含めて共通政策を結び、政権交代を目ざす初めてのたたかいとなります。

みなさん

「市民連合」は、新型コロナ禍の政策の破綻は安倍・菅政権の9年間の帰結だとして、次の総選挙で野党協力を広げ、安倍・菅自公政権を倒して、新しい政権の実現を求めて野党共通政策を提言しました。

市民連合運営委員の山口二郎法政大学教授は、共通政策の合意で「本格的な野党協力の体制を確立できた。日本の民主主義を回復する貴重な一歩だ」と発言。コロナ危機を解決するには「政権交代が不可欠」だと述べ、「選挙を協力してたたかう野党と市民の信頼感が来たるべき政権の最も重要な土台になる」と述べました。

わが党の志位委員長は、「政策提言に全面的に賛同する」「市民と野党の総選挙をたたかう共通の政策的旗印が立派に立った。今度の総選挙は、9年間に及ぶ安倍・菅自公政治に対する総決算、チェンジの審判を下す選挙。提言にはそのチェンジの重要な策がしっかり盛り込まれている」と強調し、「この旗印を高く掲げ、結束して選挙に勝ち、この政策を実行する政権をつくるため、頑張りぬきたい」と表明しました。

立憲民主党の枝野氏は「ともに共通して掲げる政策で一致ができた。違いを認め、強みを生かしあって総選挙をたたかえば必ず政権を代えられる。命と暮らしを守りぬく政権をつくりあげる」と述べました。

社会民主党の福島氏は「この6項目は希望の政治を取り戻す提言だと思う。今度の選挙は生 存のための政権交代。野党、たくさんのみなさんと共闘して頑張りぬきたい」と語り、れいわ新選組の山本氏は「人としての尊厳を守る社会をつくる、当たり前の政治をこの国につくっていかなければならない。力をあわせて形にしていきたい」と述べました。

私たち日本共産党は、共通政策を実現する政権をつくるために全力を尽くす決意です。

みなさん

つぎに政府やTBS番組「ひるおび」で共産党は暴力革命の方針を持っているというデマ攻撃についてお話しさせていただきます。

加藤官房長官は14日の記者会見で、日本共産党に対して「暴力革命の方針に変更はない」などと事実無根のデマ攻撃を行いました。上川陽子法務大臣も同じ日の会見で、「現在においても共産党の方針に変更はないものと認識している」と述べて、政府をあげてデマ宣伝をしています。

この事件の発端はTBS番組「ひるおび!」で八代英輝弁護士が「共産党はまだ暴力的な革命を党の要綱として廃止していない」という発言です。日本共産党綱領にはどこにも「暴力的な革命」などと書かれていません。

八代氏は数日後の番組で「私の認識は閣議決定された政府見解に基づいたもの」と居直りましたが、さらなる批判をあびて「現在の共産党の綱領にはそのような記載はないと、多くのご批判をいただきました。ご指摘の通り、現在の、共産党の党綱領にはそのような記載は存しません。多くの関係者の皆様方に多大なご迷惑をお掛けしたことを深くおわび申し上げます」と述べ、謝罪しました。

みなさん

「政府としては日本共産党の暴力革命の方針に変更はないと認識している」という加藤官房長官の発言も根も葉もないデマです。

八代弁護士が「要綱」と言い間違えたのは「綱領」といって、日本共産党の大方針を書いたものです。今回の事件をきっかけに、共産党のホームページで沢山の方に読んでいただきました。

綱領には次のように書かれています。

「日本共産党は、《国民が主人公》を一貫した信条として活動してきた政党として、国会の多数の支持を得て民主連合政府をつくるために奮闘する」

これが日本共産党の世の中の変え方であります。

他の野党とも協力し合い、選挙で勝って、国会で多数派となり政権交代する。

そのために、私たちは議会で論戦し、こうやってみなさんの前で演説をして、「なるほど共産党の言うとおりだ。共産党に託してみよう」と思っていただけるよう努力しているのです。

暴力で世の中を変えようというのなら演説などしません。

みなさん

なぜ、八代氏の発言、それを利用した加藤官房長官の発言があったのでしょうか。

それは、菅政権の支持率がどんどん下がり、ついに辞任に追い込まれた。

この間の選挙では、河井案里参議院議員の当選無効に伴う再選挙で野党が揃って応援した宮口はるこさんが当選したように全国で野党統一候補が補選などで当選しました。

なんとかして、野党共闘を潰したい。そのためには共産党を叩くのが一番と思ったのでしょう。

しかし、それは裏目に出ました。立憲民主党の枝野代表は「共産党が暴力革命を目指しているとは全く思っていない」、安住国対委員長が「共産党の立場を支える」と述べ、各界識者や政治家、共産党の支持者ではない方々が「ひるおび」や政府のやり方は間違っていると批判し、その声が広がっています。

みなさん

自民党は総裁選の真っ最中で、新聞テレビは国政選挙以上に熱をあげて報じています。

しかし、みなさん。候補者の4人はいずれも安倍・菅内閣で大臣や党三役を務めてきた人たちです。今までと違うことをするなんて、ありえないじゃないですか。誰一人、一度たりとも閣議決定に反対してない。アベ政権、スガ政権をささえてきた悪政のお仲間、同じ穴のムジナです。

新しい政治を実現するには政権交代し、自民党政治そのものを退場させることです。

私たち日本共産党は、野党共闘をさらに前へと進め、この日本を変えるために全力を尽くす決意です。

みなさんのご支持、ご支援よろしくお願いいたします。

 

 

ふたみ伸吾 ほっとらいん

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    コメント1件

  • 松田澄子 より:

    連日、お疲れ様です。今治市議会は、17日金曜日が最終日でした。本格的に衆議院選挙に入りました。
    まだまだ暑い日が続きますが、お体に気をつけていきましょう。いつも読ませていただき、チカラをもらえます。

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