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2021-10-19

総選挙で政権交代と日本共産党の躍進を

ご町内のみなさん

いよいよ総選挙。19日公示・31日投開票です。

「国民の声」を聞くことが売り物の岸田総理の所信表明演説は、その言葉とは程遠いものでした。

「新しい時代」を開くと強調しましたが、国民の不信を招いた安倍・菅両政権のどこが間違っていたのか、一切触れません。むしろ、「新しい資本主義」をめざすなどと言って、「安倍・菅政治」を、いっそう推進する姿勢を示しました。いくら表紙が替わっても、政治の中身は変わらない。新しい政治を実現するには政権交代しかありません。

みなさん

安倍総理時代の「森友学園」疑惑で公文書改ざんを強いられ自殺した近畿財務局職員・赤木俊夫さんの妻・雅子さんは、再調査を求める直筆の手紙を岸田総理に届けました。ところが所信表明演説には受け止める姿勢が全くありません。

「森友」問題だけでなく、「桜を見る会」前夜祭の費用や、河井夫妻の大規模買収事件での自民党本部からの1億5000万円もの資金提供、甘利明自民党幹事長の口利き・金銭授受など、国民が疑問に思っている多くのことに、総理はことごとくだんまりを決め込んでいます。

 

みなさん

コロナ対策では、感染爆発を招いた自公政権の対応のどこに問題があったのか踏み込みません。自ら与党幹部として無為無策を続けたことに反省はなく、医療・検査体制の拡充や暮らしの支援強化にも具体的な裏づけを示すことができません。

「新しい資本主義の実現」といって、経済運営の基本に挙げたのは、安倍政権の「3本の矢」でした。「成長と分配の好循環」は、安倍氏の常套句です。格差と貧困を拡大した「アベノミクス」を継承・推進する立場は明らかです。

「所得を倍増する」、年収1億円を超すと税金が安くなる「金融所得税」を見直す、「子育て世帯への支援」。岸田さんは、自民党の総裁選挙で、訴えて総裁に選ばれました。普通ならば、これが今回の総選挙の公約になるはずです。しかし、どれひとつ自民党の公約にありません。

「公約はあくまでも党としての公約だ」と高市早苗政調会長はとぼけています。

自民党の総裁選挙で4人の方がいろいろおっしゃったけれども、誰がなっても同じことだった。

 

みなさん

岸田政権は、アベ政治、スガ政治となんら代わりがありません。市民と野党が力を合わせ、総選挙で政権交代を実現し、国民の声が届く政治に切り替えることがいよいよ重要です。

日本共産党、立憲民主党、社民党、れいわ新選組の4党首が、「憲法に基づく政治の回復」「格差と貧困の是正」「権力の私物化を許さず、公平で透明な行政の実現」など六つの柱の野党共通政策に合意しました。

私たち共産党の志位委員長と立憲民主党の枝野幸男代表が党首会談を行い、政権協力で合意しました。日本共産党は「新政権」を大臣のポストのない「閣外協力」で支えるという立場です。ポストよりも日本の政治を変えることが肝心だと考えています。

みなさん

日本共産党は、総選挙で「四つのチェンジ」を訴えます

第一に、新自由主義を終わりにして、命とくらしを何よりも大切にする政治、第二に気候危機を打開し、地球の未来を守る政治、第三に、ジェンダー平等の日本、第四に、憲法9条を生かした平和外交。以上の4つです。

安倍・菅政治を引き継ぐ岸田さんには国民の望む政治はできません。

必要なのは政権交代です。

みなさん

新型コロナの第5波で、入院病床・宿泊療養施設が不足し、9月1日には「自宅療養者」が約13万5千人を超えました。自宅療養などで亡くなった人は8月の1カ月間で250人、昨年3月からの合計では817人にのぼり、“救える命すら救えない事態”になりました。

なぜ、こうしたことが起きたのでしょうか。

その根本には、自民党政権が、40年にわたって社会保障削減の政治を続けてきたからに他なりません。医療や公衆衛生が脆弱になるのも当然です。医療崩壊と保健所の機能マヒを再び起こしてはならない――これはコロナ危機の痛苦の経験を踏まえた政治の重い責任です。

 

みなさん

“医者が増えると医療費が増える”といって医師を増やさない。病院数は、1990年のピーク時から1796も減りました。感染症病床は半分程度に減らされ、ICU(集中治療室)のベッドの数も、日本はイタリアの半分以下、ドイツの6分の1です。

全国の保健所は852カ所(1992年度)から469カ所(2020年度)へと半分に減らしました。

全国の400以上もの公立・公的病院をリストアップして統廃合を推進し、そのために「病院削減補助金」までつくりました。

こういったことが、コロナ感染症の急拡大に対応できず、“救える命すら救えない事態”を生み出した要因なのです。

みなさん

私たち日本共産党は「医療・公衆衛生 再生・強化プログラム」を提案します。

その内容は、

○医師の削減計画を中止し、「臨時増員措置」を継続すること、

○感染症病床、救急・救命体制への国の予算を2倍にするとともに、ICU病床への支援を新設し、病床を2倍にすること、

○公立・公的病院の削減・統廃合を中止すること、

○保健所予算を2倍にして、保健所数も、職員数も大きく増やすこと、

などです。

総選挙で政権交代が実現し、新しい政権がつくられたときに、新政権が合意した政策を実行にうつし、揺るがずに前進するためには、それを支える強大な日本共産党国会議員団がどうしても必要です。

みなさんのご支持・ご支援よろしくお願いします。

 

 

ふたみ伸吾 ほっとらいん

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