イノシシ対策が急がれる 周防大島町 世羅町 そしてTPP
10月16日~17日は山口県周防大島町へ、20日は広島県世羅町へ、林ひろし議員と一緒に、町議選の応援にいってきました。
どちらも23日投票です。
周防大島町は砂田まさかずさん。
世羅町は矢山たけしさん。
上の3枚は周防大島町。海が美しい。
これは世羅町です。山の景色がすばらしい。
(山が写ってなくてごめんなさい)
この二つの町に共通しているのはイノシシ被害。中山間地はどこでもそうですね。
世羅町では「TPPよりイノシシをなんとかしてくれ」という声があるとか。
調べてみますと、全国のイノシシなど野生鳥獣による農作物被害金額は年間200億円にも登ります。
広島県でも毎年、数億円。2010(H22)年は6億円近く、2014(H26)年で3億円です。
(広島県ホームページより)
周防大島町では、国保税の引き下げと上関原発建設中止とともに、イノシシ対策を日本共産党の3大重点政策にしています。
共産党の提案は、
(1)町としての対策・方針をたてること。年間どのくらい駆除すればイノシシが減るのか、そのために狩猟免許を持つ人がどのくらい必要なのかを試算すること。
(2)狩猟免許の取得・更新費用を補助すること。
(3)危険をともなう、ワナにかかったイノシシを最後に仕留め、処分する作業は町が責任を持って行うこと。
の3点です。
周防大島町では、移動中にうり坊を発見。世羅町では、イノシシに荒らされた畑を見ました。
TPPの被害はまだ起きていませんので「TPPよりイノシシ」という声がでるのでしょう。
しかし、イノシシには対策をとることができます。TPPは主権がうばわれ、他国によって農業が支配されてしまい、自国の農業を守るための対策をとることができません。
「苛政は虎よりも猛し」といいますが、TPPはイノシシより怖いのです。
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