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2020-09-12

難しいことをやさしく

私は演説を大切にしています。

できるだけ分かりやすく、町政や国政について語る。

「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことをゆかいに」(井上ひさし)ということを心がけてはいるけれども、なかなか難しい。

原稿を書き、実際に演説してみると、言いにくかったり、「この言い方で伝わるのか」という思いがわき、違った言い方をしてみたりします。ピタッとくればそれを採用。

家へ戻ってなぜ違和感があるのかを考え、修正することもしばしば。

今回の選挙に向けての原稿もそうやって微調整をしながらやってきました。

以下は8月11日と9月11日の原稿です。内容は基本的に変わりませんが、ちょこちょこと違っています。声をだして読んでみてください。その違い、分かるかな?

8月11日

みなさん

日本共産党、府中町議の二見伸吾でございます。

府中町議になって4年、町民のみなさんの要望、願いが一つでも多く実現するように頑張ってまいりました。

実現したことのいくつかを紹介させていただきます。

一つめは就学援助「新入学・学用品費」の入学前支給です。

就学援助は経済的な理由で、子どもを小・中学校へ就学させることが難しい場合、学用品費、給食費などを援助する制度です。

この制度のなかに「新入学・学用品費」があり、2017年度までは5月に支給されていました。ランドセルや制服の購入にあてられることが多く、買うのは入学前です。

ですから「新入学学用品費」を入学前に前倒しして支給するよう要望し、2018年度から3月に支給されるようになりました。

二つめは保育園の待機児童をなくすために、新たに保育園をつくるよう2017年の12月議会で一般質問し、今年6月に「こんごうさくら保育園」ができました。

三つめは、小学校のトイレが臭いのでなんとかならないのかという要望を総務文教委員会でとりあげ、昨年南小学校のトイレが改修され、今年東小、北小のトイレが改修されます。

 

みなさん

府中町は「住みよい町」だと言われています。全国で人口が減っているなか、わずかではありますが、人口も増えている。そんな府中町がもっと住みよい町になるために、5つの課題があります。

第一に、子どもの医療費です。現在は、通院が小学校卒業まで、入院が中学校卒業まで無料です。

通院も中学校卒業まで無料にすべきです。

お隣の岡山県では27ある自治体のうち、入院・通院とも中学校卒業まで無料が10自治体で、入院・通院とも18歳まで無料が14自治体。中学校卒業まではもちろん、18歳まで無料が岡山県では当たり前になっているんです。

岡山県の自治体にできることが広島県で、府中町で、出来ないはずがありません。府中町も、まずは入院・通院とも中学校卒業まで無料にすべきです。

第二に、国民健康保険税ですが、民間企業の健康保険は子どもが何人でも保険料は変わりません。

ところが国保、国民健康保険は均等割といって世帯の人数が増えると保険税が増える。子どもが3人なら年間10万円も保険税が高くなる。

これを減免する措置、子育て減免をすべきです。

子どもを増やそうといっているときに子どもが増えるほど税金が高くなるなんて、とんでもありません。

第三に、保育園をさらにつくらねばなりません。

新しい保育園が一つできましたが、それでも府中町には保育園に入れない待機児童がいます。

さらに町内には、100戸以上のマンションが、6月に1つ完成し、2つが建設中で、3つあわせて総戸数は600近くです。保育園に預けようとするご家庭はますます増えることになります。

第四に、所得の少ない人や高齢者の住まいの確保で、町営住宅をつくる必要があります。

町営住宅に入りたいと望む方は年々増えています。しかし、府中町は公営住宅が県内で一番少ない自治体で、県内平均の10分の1もありません。

第五に、つばきバスをもっと使い勝手をよくすることと、町内の交通不便地域をなくしていくことです。

 

みなさん

私、二見伸吾は引き続き、町民のみなさんの声を議会に届け、その実現のために力を尽くす決意です。みなさんのご支持、ご支援よろしくお願い致します。以上申し述べまして、私のこの場での訴え終わりにさせていただきます。

 

9月11日

ご町内のみなさん

日本共産党、府中町議の二見伸吾でございます。

いよいよ選挙戦も今日と明日を残すのみとなりました。投票日は明日13日です。

町議になって4年、町民のみなさんの要望、願いが一つでも多く実現するように頑張ってまいりました。実現したことを3つ紹介させていただきます。

一つめは就学援助「新入学・学用品費」を入学前に支給させたことです。

就学援助は経済的な理由で、お子さんを学校に通わせることが難しい場合、学用品や給食費などを援助する制度です。

このなかに「新入学・学用品費」があり、2017年度までは5月に支給されていました。ランドセルや制服の購入にあてられることが多く、これらを買うのは入学前です。

ですから「新入学・学用品費」を入学前に、前倒しして支給するよう要望し、2018年度から3月に支給されております。

二つめは保育園の待機児童をなくすために、新たに保育園をつくるよう2017年の12月議会で一般質問し、今年6月に「こんごうさくら保育園」ができました。

三つめは、小学校のトイレが臭いのでなんとかならないのかという要望を総務文教委員会でとりあげ、昨年南小学校のトイレがきれいになり、今年東小、北小のトイレがきれいになります。

 

みなさん

府中町は「住みよい町」だと言われています。全国で人口が減っているなか、府中町は人口をほぼ維持しています。そんな府中町がもっと住みよい町になるために、5つの課題があります。

 

第一に、子どもの医療費です。現在は、通院が小学校卒業まで、入院が中学校卒業まで無料です。

お隣の岡山県、調べてみますと自治体が27、27市町村なんですが、そのうち中学校卒業まで入院も通院も無料が10自治体、18歳まで無料が14自治体もあるんです。

いまや、18歳まで子どもの医療費無料が岡山県では当たり前になろうとしている。岡山県の自治体ができること、広島県で、府中町で、出来ないはずありません。府中町も、まずは中学校卒業まで、入院だけでなく通院も無料にすべきです。

第二に、国民健康保険税ですが、民間企業の健康保険はお子さんが何人いても保険料は変わりません。

ところが国保、国民健康保険は人数が増えると保険税が増えるしくみです。お子さんが3人なら年間10万円も保険税が高くなる。

これを安くすること、子育て減免をすべきです。

子どもを増やそうといっているときに子どもが増えると税金が高くなるなんて、とんでもありません。

第三に、保育園をさらに作る必要があります。新しい保育園が一つできましたが、それでも、お子さんを保育園に預けることの出来ないご家庭があるんです。

さらに、町内には100戸を超す大きなマンション、6月に1つ完成し、2つが建設中。3つあわせて600世帯。

お子さんを保育園に預けようというご家庭、ますます増えることになり、このままではパンクしてしまいます。

第四に、所得の少ない人や高齢者の住まいの確保で、町営住宅をつくる必要があります。

第五に、つばきバスをもっと使い勝手をよくすることと、町内の交通不便地域をなくしていくことです。

みなさん

私、二見伸吾は引き続き、町民のみなさんの声を議会に届け、その実現のために力を尽くす決意です。

どうか、みなさんのお力で、二見伸吾を、再び議会へ押し上げていただきますよう、お願い申し上げまして、この場での訴えとさせていただきます。ありがとうございました。

ふたみ伸吾 ほっとらいん

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