県民のいのちと暮らしを守る、いのはら真弓さんを知事に

10月30日、安芸郡4町(海田町、坂町、熊野町、府中町)で6カ所、候補者カーに乗って街頭演説をしました。
以下は、その原稿です。
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◆ご町内のみなさん
おはようございます。
いのはら真弓さんの応援で、やってまいりました、府中町議の二見伸吾でございます。
◆みなさん
湯崎県知事が退任し、新しい県知事を選ぶ選挙が始まりました。
投票日は11月9日です。
いのはら真弓候補は、県民に冷たい県政から、県民の命とくらしを守る県政に転換します。
県政と私たちの暮らしは密接に繋がっています。
町民のみなさんから、信号機をつけてほしいという要望がありますが、県の管轄です。
先日、府中町で小学校の前にある横断歩道を渡った小学生が車にひかれて大けがをしました。信号があったら、こういう事故は起きなかったと思います。
県には信号設置の要望が450ほど寄せられています。しかし、新たに設置されるのは年、数カ所に過ぎません。
◆みなさん
子どもの医療費への助成制度は、市町の努力でよくなってきていますが、県の助成基準は小学校入学前までで、21年間よくなっていない。
お隣の岡山県はほとんどのところが、入院も通院も高校卒業まで無料で、所得制限も、1回500円の一部負担金もありません。
それはなぜか?
市町村がしている助成の半額を県が負担しているからなんです。
広島県でも、県の助成制度を改善すれば、市町の制度も、ぐっと良くなります。
◆みなさん
国保税、高いですよね。これまで国保――国民健康保険は、市町の責任でやっていました。
それが、県単位化といって広島県で一つの制度にしました。それで、国保がよくなればいいんですけれども、どんどん国保税が上がっています。
市町でやっていたときには、一般会計からお金を入れて、国保税を下げることも出来たのですが、それも出来なくなりました。
県は国保への繰り入れをするつもりは一切ないといっています。
ですから、これからどんどん上がっていく。今でも高いのに払えなくなる人が増えます。
◆みなさん
災害対策はどうでしょうか。
広島県、土砂災害が起こる危険なところが3千200カ所もあり、全国一位、ワーストワンです。
山を崩れにくくする砂防工事や河川の改修を積極的に進めれば、災害を防ぐことができるのですが、湯崎知事は「早めの避難」としか言わない。
今から25年前、2000年には河川改修の予算が350億円ぐらいあったんですが、今は150億円。半分以下です。砂防予算は150億円ぐらいだったのが90億円に減っている。
西日本豪雨災害、起こるべくして起きた。湯崎県政、災害対策の失敗です。
◆みなさん
教育はどうでしょうか。湯崎知事が一番力を入れたのは、大崎上島町に県立の超エリート中学校、高校をつくったことです。300人の生徒のために70億円もかけました。
その一方で、35人学級には背を向けています。県内すべての小中学校、35人学級にするのに必要な予算は毎年10億円ですが、エリート校をつくった予算はその7年分にあたります。
退任した平川理恵教育長の問題もあります。
教育長と親交のあるNPO法人に県教育委員会が便宜を図ったこと、県立学校の図書館リニューアル事業も、関係の深い児童文学評論家をアドバイザーにしたこと、さらには県内の学校視察などでタクシー代を年100万円以上使ったことなど、平川教育長は、県政と教育委員会を私物化したのです。
こんなに酷いことが行われたのに、すべてはうやむやなままです。
このような湯崎県政を引き継ぐ人が知事になるのか、大もとからの転換を進める、いのはら真弓さんが知事になるのか。
ここに県民のくらし、生活がかかっています。
◆みなさん
いのはら真弓さんが知事になったら、いのち・福祉・くらしを大切にする県政に変えます。
第1に、35人学級、中学校3年生まで実現します。
第2に、子どもの医療費助成、入院・通院ともに18歳まで、所得制限なし、一部負担金なしにします。
第3に、学校給食費、県が助成して保護者の負担を減らします。
第4に、高すぎる国保税と介護保険料、県が助成して、引き下げます。
湯崎県政引き継ぐ候補が知事になるのか、県民のいのちと暮らしを守る、いのはら真弓さんが知事になるのか。
それを決めるのは、みなさんの一票です。
民主県政をつくる会の、いのはら真弓、いのはら真弓へのご支持、ご支援よろしくお願いします。
以上で、いのはら真弓さんの応援演説、おわりにさせていただきます。












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