「子どもの眼をもて、子どもの耳をもて、大人たちよ」

二見伸吾さんとは共通の知人を介して知り合い、二見さんの帰省時やわたしの広島訪問の折にお会いして、いっしょにドキュメンタリー映画を観たり、平和記念公園周辺を懇切にご案内いただいたり、楽しく語り合ったりしました。

誰にでもわかる平易な言葉で真実を説く姿勢は、ご著書でもSNSやブログなどでも一貫していらっしゃいますし、民主主義への熱い思いは中学生の頃からだとうかがうにつけても、信念を徹底される方なのだなぁと敬服することしきりです。

二見さんのSNS上でのご発言のうちでは、次のようなものがとりわけ印象に残ります。

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・「イクメン」があって「イクウーメン」という言葉がないのは「子育ては女の役割」という考えがあるからだ。だから、ボクは「イクメン」という言葉が好きではない。

・正しいこと、本当のことはシンプルで子どもにも理解できるのです。「戦闘地域」と「非戦闘地域」、「前線」と「後方支援」などの区分けはごまかしだから、子どもは理解できない。「人を殺すのはダメ。戦争はダメ」というのはシンプルで、子どもにも十分理解できる。子どもたちは曇りなき眼(まなこ)を持っているから。

子どもの眼をもて、子どもの耳をもて、大人たちよ。

・2016年、日本の進歩はファシズムとの対決を覚悟するほど危ない。

しかし、それとの対決なしに進歩はないということなのかもしれません。「憲法を選びなおす」ことによって未来をつかむのでしょう。

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子どもも大人も誰もが暮らしやすい地域づくりと平和な未来を目指す二見さん、応援しています!

 

藤木直実(大学教員)

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