県立高校入試にかかわる申請書類の改善を求めます

 

日本共産党府中町議 二見伸吾
2020年03月23日

2020年2月4日(火)、令和2年度「広島県公立高等学校入学者選抜」の選抜Ⅰ(推薦入試)で、提出書類の不備のため当町立中学校の生徒が、希望していた選抜方法で受検できない事態が起きました。

なぜこのような事態が起きたのか、当町教育委員会から聞き取りを行ったところ、次のような事実が分かりました。

「選抜Ⅰ」はいわゆる推薦入試で、2つに大別される。

(a)、推薦書、志望理由書、調査書、面接。

(b)、上記に加え、学力検査以外の学校独自の選抜方法を課す。
 
同一の高校において(a)だけによって受検する生徒もいれば、(a)に加え(b)「独自の選抜方法」によって受検する生徒もいる。

高校側は、「独自の選抜方法」のために事前に提出する書類の有無によってしか、(b)に該当する生徒か否かを判断する術がない。

 

ここに、今回の事態が起きた最大の問題点があると考えます。

「選抜Ⅰ」の受検申込み書類に、「独自の選抜方法」を選択するか否かの記入欄があれば、高校側も事前に書類の不備に気づくことが出来たでしょう。

担任教諭にも責任があることは当然ですが、上記のような手立てが取られていれば、今回の事態は避けることができたわけです。

広島県教育委員会に、高校入試申請書類の改善を求めるものです。

(以上)

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