子どもの医療費 中3まで一部負担金なし、完全無料が全国の流れ
町議選で、「小学校に入るまで医療費は、今までどおり無料のままで」という公約を掲げました。
それをフェイスブックに紹介すると、「うちの自治体は中学校卒業まで無料です。おそらく周辺の自治体も同じ」「中学校卒業まで押し出したほうがいいと思います。流れかなぁと」などと、全国から非難囂々。
調べてみますと確かにおっしゃるとおり。それが上のグラフです。
小学校まで無料だったものが有料になるのですから、これに反対だという政策はそのままですが、演説をつぎのように変えました。
いま、全国の市町村が子どもの医療費に助成をしています。グラフを見て下さい。府中町と同じように小学校に入るまで無料の市町村はどんどん減っています。
それはなぜか?小学校まで無料、中学校まで無料が増えているからです。18歳まで無料というところもあります。北海道の南富良野町は22歳まで無料。いま全国で最も多いのが「中3まで、一部負担金なし、完全無料」です。
今でも府中町は全国からはるかに遅れているんです。それなのに、小学校にはいるまで無料であったのが有料になれば「子育てしやすい町」の看板を下ろさないといけない。そういうところまで来ているんです。
今までどおり無料を続けるのに必要なのは、わずか3000万円です。一般会計予算200億円をもつ府中町に出せないはずがありません。
廿日市(はつかいち)市は、小学校入学前まで無料のまま小学校3年まで助成を広げています。
府中町も今までどおり、小学校入学まで無料のまま、助成する枠を広げていくべきです。
ぐっと説得力が増したと思います。演説を聞いている人、とくに若いお父さん、お母さんの反応はばっちりでした。
全国の仲間に感謝です。
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