府中小近く、文化橋南詰めの交差点を歩車分離にしてほしいという要望を、町の安心安全室に伝え、事情を聞きました。
「すでに要望があったのでは…」と問うと
2013(平成25)年に「府中小PTAから要望がありました」とのこと。以下は県警からの回答の抜粋です。
「昨年(2012年)、信号機の現示変更を行い、南進右折車両の渋滞を図りました。歩車分離信号への改良は再度渋滞が発生することとなり困難です」
町の「安心安全室」は、「歩車分離にすると、歩行者、車両ともに待ち時間が長くなる。道路の形状的にも難しいと県警が言っていた」ということでした。
歩車分離に安全というメリットがあります。
と同時に待つ時間が増えることになる。
仮に一つの信号の青が1分ならば、普通の交差点なら1分以上待つことはありません。
歩車分離の場合は最長2分待たねばならない。待ち時間が長ければ渋滞の原因になります。安全を優先させつつ渋滞も引きおこさないようにするのは、なかなか難しい問題です。
「子どもたちの安全が第一」ですが、渋滞解消も大切。
現状では通学時間帯にボランティアの方々が交差点にたって、子どもたちの安全を見守っています。