調査票の改善を求む
選対事務局に舞い込むのは、候補者の調査票です。マスコミ各社から各社まちまちのフォーマットで送られてきます。なんと13社。しかも手書き。
一枚一枚書くのは時間と労力のムダです。
そこで考えつきました。各社の調査票を比較検討して、必要な項目をエクセルでつくり、メール、FAX、郵送で送りました。次のようなものです。(自宅、電話、携帯は消してあります)
膨大な調査項目を書いても、報道されるのは、名前、年齢、現(前)職ぐらいのものです。このくらいで十分で後は聞きたいことがあれば、個別に聞いていただければお答えしますというもの。
もちろん、政策や趣味その他、個人の人となりを知るものについては丁寧に対応しております。しかし、経歴的なものはこのぐらいでいいのではないでしょうか。
家族構成がなぜ必要なのか分かりません。政党所属歴という項目もありますが、共産党の候補者に政党を渡り歩くような人はいません。
各社におくってやれやれとしていると、NHKの記者から電話がかかってきました。
記者「この用紙(調査票)に書いていただきたいとお願いしたのに、勝手な用紙で返されては困ります」
ふたみ「お知りになりたいことがありましたらお答えしますので、おっしゃってください」
記者「用紙にあることすべてです」
ふたみ「具体的におっしゃってください。どうせ、名前と歳ぐらいしか使わないじゃないですか」
記者「それはそうですけど、でも困るんです」
以下、不毛なやりとりがつづくのですが、結局、記者が欲しいのは内容ではなく形式なんですね。
ちなみにNHKの調査票はこれです。
思い出してみれば、独自のフォーマットを作る際に基準にしたのがNHKの調査票(笑)。
「勝手につくった」もので十分に足りるのです。
うちは選挙事務所と別にある後援会の連絡先はない
特定の支持団体や地盤といったものもない
家族についてなぜ記入が必要なのか?
親族のうちに国会議員ほか政治家がいることがどういう意味があるのか?
政党所属歴については書いたとおり。
共産党についての基本的な知識があれば分かることですし、分からなければ聞けばいいのです。
そもそも、マスコミ各社は統一したフォーマットをつくり、エクセルの記入シートもつくって、候補者(陣営)の無駄な手間を省くべきです。
自分たちは送って集めるだけなので、古いやり方が直されないまま、21世紀の今日まで続いている。
昨年の町議選のときには、マスコミ各社統一(中国新聞をのぞく)の調査票でした。国政だからできないということはありません。
改善をのぞみます。
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NHK記者は「あれでいいです」と謝ってきました。(10月6日追記)
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