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2025-11-15

思其始而成其終 いかに始めるのかをよく考え、終わりまで全うすること

〔2025年〕10月12日、広島県立美術館に「日本の書展」を見に行きました。

我が師、夜陣清麗先生の書は「思其始而成其終」です。

その始めを思いてその終りを成す…か。よく意味が分かりません。

ネットで検索したところ、AIが解説を見つけてくれました。

「始まりをよく考え、終わりまで全うすること」とあります。

親切なことに、その前後も教えてくれました。

政治は農作業と同じである。

いかに始めるのかをよく考え、終わりまで全うすること。そのことを常に心がけ、朝晩実行する。

行動は始めるときに考えたことから外れないようにする。

農地に畔(あぜ)があるように、道を外れなければ、過ちは少ないであろう。

私のためにある言葉ですね。師に感謝です。

 

 

 

《以下はAIが見つけ出した解説》

「思其始而成其終」は『春秋左氏伝(左伝)』の言葉。

出典

篇名: 『春秋左氏伝』巻三十六 襄公二十五年
発言者: 鄭(てい)の政治家、子産(しさん)

背景:子大叔(したいしゅく)が子産に政治の要諦を尋ねた際、子産が答えた言葉の一部。

原文の関連部分全体

「政如農功、日夜思之。思其始而成其終。朝夕而行之、行無越思。如農之有畔、其過鮮矣。」

書き下し文

 政治(まつりごと)は農功(のうこう)の如(ごと)く、日夜(にちや)之(これ)を思(おも)う。其(そ)の始(はじめ)を思(おも)いて其(そ)の終(おわり)を成(な)す。朝夕(ちょうせき)之(これ)を行(おこな)い、行(おこな)いは思(おも)いを越(こ)ゆる無(な)からしむ。農(のう)の畔(あぜ)有(あ)るが如(ごと)くんば、其(そ)の過(あやま)ち鮮(すくな)し。

現代語訳

「政治は農作業のようなものだ。昼夜そのことを考え、その始まりをよく考え、終わりまで全うすることを心がけ、朝晩実行する。行動は考えから逸脱しないようにする。農地に畔(あぜ)があるように、道を外れなければ、過ちは少ないであろう」

意味

この言葉は、物事を始めるにあたって、まずその目的や計画を十分に考慮し、最後まで責任を持ってやり遂げることが重要である、という教訓を示しています。特に政治を行う者の心構えとして述べられていますが、一般的な行動原則としても用いられます。

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ふたみ伸吾 ほっとらいん

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