ラジオから流れてきたパティ・ペイジ changing Parters
NHKラジオを聴いていたら落語家の春風亭昇太さんがラジオと自分の関わりについて話していました。「ラジオ100人インタビュー」という番組でした。
エンディングのちょっとだけ流れた歌がとても素敵です。さて、誰のなんという歌なのか。
同じように思われた方がいたようで、歌手と曲名を特定していました。
Patti Page(パティ・ペイジ)のchanging Partersです。
We were waltzing together to a dreamy melody
When they called out “Change partners”
And you waltzed away from me
Now my arms feel so empty as I gaze around the floor
And I’ll keep on changing partners
Till I hold you once more
夢のようなメロディーに合わせてワルツを踊っていた
すると「パートナーを替えてください」という声がする
そしてあなたは行ってしまった
わたしの腕は空っぽになり、フロアを見つめる
あなたをまたつかまえるまで
パートナーを替え続ける
Though we danced for one moment
And too soon we had to part
In that wonderful moment
Something happened to my heart
So I’ll keep changing partners
Till you’re in my arms
And then Oh, my darling
I will never change partners again
ほんのひととき踊っただけ
あまりに早い別れ
素晴らしいひととき
ときめく心
あなたをこの腕に迎えるまで
パートナーを替え続ける
愛しい人よ
もうあなたを離さない
なかなか切ない歌ですね。パティ・ペイジといえばなんと言ってもTennessee Waltz(テネシーワルツ)。
恋人とテネシーワルツを踊っていたら古くからの友人に会い、彼を紹介したら奪われたという内容。横恋慕されたんですね。
テネシーワルツは恋人を奪われ、changing Partersは、二度と逃がさないと執念をみせる。この二つの歌は繋がっているんじゃないでしょうか。
ペイジがテネシーワルツを歌ったのが1950年、changing Partersは1953年。
曲もちょっと似ていますが作曲者は別です。二匹目の泥鰌を狙ったのかもしれません。
「パティ・ペイジ最大のヒット曲テネシーワルツが過去の思い出を詠ずるものであることから彼女は晩年まで演唱していたのに対し、この楽曲は若者の現在進行形の曲であり年寄りが歌うと違和感があるため彼女は若いときしか演唱していません」( ブログ「伊賀の徒然草」)
changing Partersは隠れた名曲だったんですね。













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