モラルなき議員、暴言議員は辞職を。安倍政権は退陣せよ。
◆ご町内のみなさん
おはようございます。日本共産党、府中町議の二見伸吾でございます。
今村雅弘復興大臣が26日辞任しました。
東日本大震災の被害に関して、東京都内で開かれたパーティーでの講演で「これがまだ東北でよかった。もっと首都圏に近かったりすると、莫大な被害になった」などと発言。度重なる暴言・失言、まったく許すことができません。
3月のNHK「日曜討論」では、自主避難者に対して「ふるさとを捨てるのは簡単」といい、4月4日の記者会見では、記者から自主避難者は自己責任かと問われると、「基本的にはそうだと思う」「本人の責任だ。裁判でもなんでもやったらいい」と言い放しました。
被災者の実情に心を寄せていく姿勢がまったくなく、原発事故を終わったものにしたい安倍政権のすがたがあらわれています。大臣は辞任したものの、議員は辞めないといいます。
大臣はもちろんのこと、このような暴言を反省なく繰り返す人物は国会議員にもふさわしくありません。議員も辞職すべきです。
つぎに、私たち府中町も含まれる広島4区の中川俊直前経済産業省政務官です。
週刊新潮などで女性問題、不倫報道が報じられ、政務官を辞任し、21日に自民党を離党しました。
がんで闘病中の奥さんがテレビカメラらの前で土下座して謝罪する一方で、本人は雲隠れしたまま。こんな恥知らず、破廉恥な議員は即刻議員も辞職すべきです。自民党の二階幹事長は、ただちに議員辞職する必要はないと中川氏をかばっています。
このような状況を放っておくのは4区の恥ではないでしょうか。
◆みなさん
この二人だけではありません。ぞろぞろいます。
山本幸三地方創生大臣は、観光振興に関して、「一番のがんは学芸員。この連中を一掃しないとだめ」と言い放ちました。3月9日の参議院・内閣委員会で、「大英博物館は2012年のロンドン・オリンピックに際して改装し、「観光マインドがない学芸員は全部クビにした」と答弁しましたが、大英博物館の広報担当者は「(山本氏の発言は)明らかな事実誤認です」「大英博物館は、観光のためにスタッフを解雇したことも、根本的な建物の改装をしたことも決してありません」と、山本氏の発言内容を全面的に否定しています。
稲田朋美防衛大臣は、森友学園の顧問弁護士となり、裁判にも出廷した裁判所の資料をつきつけられても「まったくのウソ」と虚偽の答弁をしました。
金田勝年法務大臣は、共謀罪法案について、「国会提出後の議論すべき」と質問封じの文書を配布し、法案審議にはいると、まともな答弁ができず、法務省刑事局長に答弁させ、それをオウム返しにするだけです。
鶴保庸介沖縄北方大臣は、辺野古新基地建設に反対する沖縄県を自分たちに都合のいい発言などといって侮蔑。
(朝日新聞)
長靴なしで台風被害地をおとずれた務台俊介前内閣政務官は、おぶってもらったうえ「長靴業界はもうかった」と言って政務官を辞任しました。
◆みなさん
自民党は、トップからモラル崩壊が引きおこされ内閣全体に及んでいます。これら問題のある方々は議員も即刻辞任すべきです。
格安の国有地売却をめぐる森友疑惑で安倍首相夫人、昭恵氏の関与が問題になっているにもかかわらず、安倍首相はじめ政府・与党は昭恵氏の説明や証人喚問を拒否し、疑惑隠し躍起になっています。
安倍政権は、どんな暴言、問題行動があっても数の力でごり押しし、自民党を辞めても議員はやめなくてもかまわないという姿勢です。
これでは、国民のための政治も望みようがありません。
私たち日本共産党は、モラルに反する行動、国民をないがしろにする暴言を決して許しません。断固として議員辞職を求めます。
安倍政権は即刻、退陣すべきです。
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