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2018-06-14

米朝首脳会談を語る

 

(天神川駅前での定例朝宣伝 146回目)

ご町内のみなさん

日本共産党、府中町議の二見伸吾でございます。今日は12日に開かれました米朝首脳会談についてお話しさせていただきます。

 

みなさん

トランプ大統領と金正恩国務委員長は12日、シンガポールで会談しました。両国首脳の直接会談は歴史上初めて。「朝鮮半島の完全な非核化」と「北朝鮮に対する安全の保証の提供」をアメリカと北朝鮮が相互に約束する共同声明に二人は署名し、朝鮮半島における永続的な平和体制の構築に向けて協力する「新しい米朝関係」を築くことを表明しました。

共同声明は、

新たな米朝関係の確立、

朝鮮半島における永続的で安定した平和体制構築への努力、

4月の南北首脳会談で合意した「板門店宣言」の再確認による完全な非核化への決意、

戦争捕虜・行方不明者の遺骨返還への協力、

この4項目を双方の合意内容としてあげました。

そして、史上初のこの米朝首脳会談を「大きな意義をもつ画期的出来事」と位置づけ、敵対関係から「平和と繁栄」の新たな協力関係への転換に向け、合意事項を「完全かつ速やかに履行する」と約束しました。

 

みなさん

トランプ大統領は会談後の記者会見で、金正恩氏が弾道ミサイル関連の実験場の破壊を約束したこと、トランプ氏から日本人拉致問題を含む人権問題を提起したこと、対話継続中は米韓合同軍事演習を中止すること、高官級の米朝交渉を来週から開始することを明らかにしました。

また、トランプ氏は金氏がホワイトハウスへの招待を受け入れたとし、自らもいずれ平壌を訪問する意思があると表明。

非核化の時間幅については、科学的・技術的な理由から「長い時間がかかる」と認めました。朝鮮戦争については、韓国と中国も関与した形での終結を望むとしました。

 

私たち日本共産党の志位委員長は米朝首脳会談の成功を歓迎する談話を発表しました。その一部を紹介します。

 

日本共産党は、長年にわたって厳しく敵対してきたアメリカと北朝鮮が、初の首脳会談を行い、朝鮮半島の非核化と平和体制構築をすすめ、両国関係を敵対から友好へと転換させるために努力することで合意したことに対して、心からの歓迎を表明する。

今回の米朝首脳会談は、非核化と平和体制構築に向けたプロセスの開始である。この目標の達成には、両首脳が確認したように、今後も首脳会談を含め交渉を継続し、共同声明の合意を速やかに具体化し、誠実に履行するための真剣で持続的な努力が必要である。そのことを米朝両国に強く期待する。

日本政府が、日朝平壌宣言にもとづき、核・ミサイル、拉致、過去の清算など両国間の諸懸案を包括的に解決し、国交正常化のための努力をはかり、開始された平和のプロセスを促進する役割を果たすことを強く求める。拉致問題の解決も、そうした努力のなかに位置づけてこそ道が開けることを強調したい。

南北首脳会談と米朝首脳会談によって開始された平和のプロセスが成功をおさめるならば、世界史の一大転換点となり、地域の情勢を一変させるものとなるだろう。日本共産党はそのために引き続きあらゆる努力を続けるものである。

 

以上が、志位委員長の談話です。私たちは米朝会談の成功を歓迎し、この成功の上にさらなる成果が生まれることを期待するとともに、私たちの出来る努力を続けていきたいと思います。

 

→志位和夫委員長の談話全文「歴史的な米朝首脳会談を心から歓迎する

 

(大平・二見連名幟デビュー)

 

(中国ブロックいっせい宣伝は明日15日なのですが、議会準備の関係があって一日前倒しで実施。午後1時半から2時間、町内10か所で演説しました)

 

 

 

 

 

 

 

ふたみ伸吾 ほっとらいん

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