沖縄に生まれ、広島で弁護士になり、再び沖縄へ。頑張れ、儀保唯弁護士 

12月18日、「沖縄・辺野古に新基地をつくらせない広島実行委員会」主催の講演会「辺野古、高江、基地建設の強行で失われるもの」に参加しました。

講師は、沖縄大学名誉教授の桜井国俊さん。




講演の最後に、桜井さんは儀保(ぎぼ)昇さんからの手紙を紹介しました。

私は日本という国は法治国家であると教えられ信じて生きてきました。しかし、もうそれは全くの虚構であると分かってしまいました。この一ヶ月余りの国家権力の先兵としての機動隊(それも全国から集められた500人もの他府県の)暴力的な振る舞いを自分の身体で受けてのことです。

法治国家なら警察が私たち市民に対してなんらかの実力行使を行うとき、当然ながらその法的根拠を示す義務があります。しかし、現在の高江でその常識は通用しません。ヘリパッド建設工事に反対し、抗議する私たちを力と人数で抑え込み、ひたすら規制するだけで、説明もなく法的根拠も示さずに実力行使あるのみです。

この沖縄のヤンバルでは日本国の法律は適用されずに、アメリカの都合優先の日米地位協定だけが「法律」です。

日本人全体に言いたい。ここは沖縄という辺境ですが、日本の一部のはずです。であれば、ここで起こっていることは、これからの日本のどこでも起こりうることです。自分のこととして考えてみませんか。それともここは日本ではもはやないと……。

日本政府はいつまでものようなことを続けるのでしょう。そして日本人はいつまでこのような政府を支持し続けるのでしょう。


(「ヘリパッドいらない住民の会」の儀保昇さん)

とても不思議な気分になりました。なぜなら、この講演会の後、儀保昇さんの娘、「儀保唯さんを送る会」に出席する予定だったからです。


儀保唯さんは、広島で法科大学院を卒業し弁護士になりました。憲法ミュージカルに主演したこともあり、歌って踊れる弁護士です。そして憲法と平和を守ることに情熱を傾けている素敵な人です。

「送る会」には、憲法ミュージカルの常連メンバーと高校生が参加。

みなさんから「沖縄で憲法ミュージカルを」「寂しくなるけど、みんなで沖縄に行くからね」などの発言があいつぎました。

私は、お父さんの手紙が講演会で紹介されたことを伝え、「沖縄で、日本の法律が法律として通用するよう、弁護士として頑張ってほしい」とエールをを送りました。がんばれ!儀保唯!

2016-12-19 | Posted in 仲間No Comments » 

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