プラン2024 その1.災害に強いまち 

災害に備え、町民のみなさんの「井戸掘り」に対して助成し、町としても井戸を整備します。

4月18日、午後11時すぎ、大きな地震がありました。府中町は震度4です。2月26日にも震度4の地震がありました。

このたびの地震は「南海トラフ地震」との直接の関係はないそうですが、前回の南海トラフ大地震が起きてから70年以上が過ぎ、次の大地震が近づいていると言われています。

元旦には能登半島地震が起きました。

水道管は寸断され、水が来ない。生きていくうえで必要なのは住まいと食べ物と水です。

飲むための水は支援物資としてペットボトルが届きますが、身体を洗う水、洗濯する水、トイレを流すための水、こういったものに不自由します。

水道が復旧するまでのあいだ、最低限の水が使えるよう、町民のみなさんが井戸を掘ることに対して助成をし、町としても井戸を整備します。

狭い道を減らし、ポケットパークを整備するなど密集市街地対策を進めます。

府中町には道が狭く、家がたて建て込んでいるところが少なくありません。

こういう地域では大きな地震が起きるとブロック塀や家が倒れ、逃げられなくなる、火事に巻き込まれる、消防車や救急車が通れなくなる、という危険があります。

そうならないために狭い道を減らし、小さな公園、ポケットパークを整備して、火事が燃え広がらないようにします。

栗木台けやきポケットパーク(川崎市麻生区) ※「公園探訪」ウエブサイトより転載

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森林整備を進め、大雨による水害・土砂災害を防ぎます。

2018年には豪雨災害がありました。山から崩れた土砂によって榎川が塞(ふさ)がり、本町地区、山田地区が水に浸かりました。
こういうことをなくすためには、山を崩れにくくすること――森林整備が大切です。森林整備を進めて、大雨による水害・土砂災害を防ぎます。


森林整備のイメージ(林野庁)

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消防業務を広島市に委託せず、府中町消防本部を守ります。

災害が起こると消防の役割が普段以上に大切になります。
現在府中町は、単独で、府中町として消防本部がありますが、国や広島県は、「消防の広域化」といって消防本部の統合を進めています。
県内を5つの消防本部に統合し、府中町は「西部地域」本部に編入させる計画です。面積3,000平方キロメートル、そこに住む住民は150万人。
すでに海田町、坂町、熊野町は消防業務を広島市に委託し、自前の消防本部がありません。

大地震のような災害が起きたとき、広いエリアを受け持つ消防本部では被害の全体をつかむのは簡単ではありません。橋が寸断されれば、広島市内から消防車や救急車がやってくることもできません。

 

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