6月議会 放課後児童クラブについて質問します

2019年6月17日 当選後233回目の朝宣伝

府中町議会2019年度第3回定例会が6月21日~25日の日程で開かれます。一般質問は24日、25日の両日で、私は24日になる予定です。詳細は19日の議会運営委員会で決まります。

以下は、私の質問通告で、質問はこれからじっくり練っていきます。

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一般質問通告について

次の事項について、質問したいので通告いたします

1)質問事項

放課後児童クラブの現状と課題について

2)質問主旨
府中町では町内5つの小学校あわせて700人近い児童が放課後児童クラブを利用しています。子育てへの不安、配慮や支援が必要な児童が増え、「子どもの貧困」に象徴される暮らしの困難を抱える家庭が増えているなかで、安全で安心して過ごすことのできる放課後の生活を子どもたちに保障し、そのことを通じて働きながらの子育てを支えていく役割が放課後児童クラブには期待されます。
そこで以下5点、質問いたします。

①第9次地方分権一括法が5月31日、参院本会議で可決、成立し、1クラス2人以上という職員配置基準は、拘束力のない「参酌基準」となりました。市町村の判断で無資格者1人での運営もできるということです。府中町は現在、児童40人に対して2人配置(嘱託指導員1人と臨時指導員1人)というこれまでの児童福祉法の基準を満たしていますが、土曜日や学校休業日には1クラスに1人の嘱託職員しかいない場合も多く、子どもたちに「適切な遊び及び生活の場」として問題があるといわざるを得ません。嘱託指導員を減らすどころか増やすべきだと思いますが、町はどのように考えていますか。

②おやつ代や工作材料などにあてる放課後児童クラブの「活動費」は月2000円で2カ月ごとに徴収しています。それぞれの児童クラブの指導員は数十万円の現金を管理しており、不安の声が寄せられています。先般も中学校で現金の紛失事故がありましたが、今後児童クラブの現金の扱いについてどのような対応をされるでしょうか。

③子どもの数に比べてトイレの数が少なく、学校のトイレも利用するけれども間に合わないことがあると聞いています。トイレの少ない児童クラブ施設には増設が必要だと考えますが、町としての見解と対応を伺います。

④各市町村において、文部科学省の「放課後子供教室」と厚生労働省の「放課後児童クラブ」を一体的あるいは連携して実施する総合的な放課後対策(放課後子どもプラン)が進められようとしています。連携はあっていいと思いますが、性質のことなる「放課後子供教室」と「放課後児童クラブ」を一体的に進めたところではさまざまな問題が起きています。一体的運営についてどのようにお考えですか。

⑤全国各地の自治体において、臨時・非常勤職員が担っていた業務を民間企業等に包括的に委託し、当該業務に従事していた臨時・非常勤職員を解雇あるいは雇い止めにする動きが現れています。

こうした包括的民間委託の動きは、来年度(2020年度)から始まる会計年度任用職員制度への移行に乗じて加速しており、導入に伴う財政負担増や人事管理の煩雑さを避けることを口実に進められようしています。当町では放課後児童クラブなどを民間委託する計画があるのか、お伺いします。

(以上)

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