住みやすい府中町 さらに前へ。 8月10日〔300回目〕
◆ご町内のみなさん
日本共産党、府中町議の二見伸吾でございます。この場をお借りしてしばらくの間訴えさせていただきます。
2016年の当選後から毎週2回、こうやってみなさんの前で演説するようになって、今日で300回目を迎えました。
どうぞよろしくお願いします。
◆みなさん
府中町議になって4年、町民のみなさんの要望、願いが一つでも多く実現するように頑張ってまいりました。
実現したことのいくつかを紹介させていただきます。
一つめは就学援助「新入学学用品費」を入学前に支給させたことです。就学援助は経済的な理由で、お子さんを学校へ通わせることが難しい場合、学用品や給食費などを援助する制度です。
この制度のなかに「新入学学用品費」があり、2017年度までは5月に支給されていました。ランドセルや制服の購入にあてられることが多く、買うのは入学前です。
ですから「新入学学用品費」を入学前に前倒しして支給するよう要望し、18年度から3月に支給されております。
二つめは保育園の待機児童をなくすために、新たに保育園をつくるよう2017年の12月議会で一般質問し、今年6月に「こんごうさくら保育園」ができました。
三つめは、小学校のトイレが臭いのでなんとかならないのかという要望を総務文教委員会でとりあげ、昨年、南小学校のトイレがきれいになり、今年、東小、北小のトイレがきれいになります。
◆みなさん
府中町は「住みよい町」だと言われています。全国で人口が減っているなか、府中町は人口をほぼ維持しています。そんな府中町がもっと住みよい町なるために、5つの課題があります。
第一に、子どもの医療費です。現在は、通院が小学校卒業まで、入院が中学校卒業まで無料です。通院も中学校卒業まで無料にすべきです。
お隣の岡山県では自治体が27ありますが、10自治体が入院・通院とも中学校卒業まで無料で、14自治体が18歳まで無料です。
中学校卒業まではもちろん、18歳まで無料が当たり前になりつつある。
岡山県の自治体にできることが広島県で、府中町で、出来ないはずがありません。府中町も、まずは入院・通院とも中学校卒業まで無料にすべきです。
第二に、国民健康保険税ですが、民間企業の健康保険は子どもが何人でも保険料は変わりません。
ところが国保、国民健康保険は人数が増えると保険税が増える。子どもが3人なら年間10万円も保険税が高くなるんです。
これを安くすること、子育て減免をすべきです。子どもを増やそうといっているときに子どもが増えるほど税金が高くなるなんてとんでもありません。
第三に、保育園をさらにつくらねばなりません。新しい保育園が一つできましたが、それでも府中町には保育園に入れないお子さんがいるんです。
さらに町内には、100戸以上の大きなマンションが、最近1つ完成し、2つが建設中で、3つあわせて600世帯。保育園に預けようとするご家庭はますます増えることになり、保育園をつくらなければパンクします。
第四に、所得の少ない人や高齢者の住まいの確保で、町営住宅をつくる必要があります。
町営住宅に入りたいと望む方は年々増えています。しかし、府中町は公営住宅が県内で一番少なく、県内平均の10分の1もありません。
現在入居可能なのは南小近くの青崎東住宅36戸、府中北交流センターと同じ建物の本町住宅20戸。あわせて56戸だけです。
町営住宅をつくり、老後の住まいを確保すべきです。
第五に、つばきバスをもっと使い勝手をよくすることと、町内の交通不便地域をなくしていくことです。
◆みなさん
私、二見伸吾は引き続き、町民のみなさんの声を議会に届け、その実現のために力を尽くす決意です。
みなさんのご支持、ご支援よろしくお願い致します。
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