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2026-06-19

輝くか 色あせるかは努力しだい

いまから30年前、子どもを通わせている保育園の南側に10階建てマンションが建設されることになり、保護者も職員も騒然。

ただちに「陽のあたる保育園を守る会」をつくって、署名や宣伝を始めました。テーマソングを歌ってビラをまき、建設会社と不動産会社による説明会では、ときに厳しくときに穏やかに業者を追及。

理事の一人は「自動車は急に止まれないこともあるが、人間なら(計画を)途中で止めることができるはずだ」と迫り、参加者は感銘を受けました。

お日さまシンポジウムやお日さままつりも実施。

裁判は一審で勝訴したものの二審で敗訴してしまいます。あわやマンションが建つか、と思われたのですが、業者はマンション建設を断念しました。それはなぜか。保護者、職員、理事会が一体となって、多くの人に関心をもってもらうために楽しい運動を心がけたのです。

当然それは、保育園を脅かす不動産会社として、その悪名を広めることにもなります。保育園の南側にマンションを建てようとする不動産会社。

マンションを購入するのは、小さい子どもをもつ人たちです。評判が悪くなればマンションは売れません。

この不動産会社、テレビCMも流す大手企業で、広島市周辺では会社の名前も建てるマンションの名もブランドとなっています。

おそらく、そのブランドに傷がつくことをおそれたのでしょう。

ブランドというのは単なる名前ではなく、どのようなモノを売っているのか、その企業が何をしているのかによって輝きもすれば色あせることもある。

自治体についても同じことがいえます。

寺尾府中町長は「市になればブランド力がつく。イメージアップする」というが、ブランド力やイメージは「市」であるか「町」であるかということとはほとんど関係がない。

その自治体の名前ではなく、その自治体がいかにあり、何に取り組んでいるのか。これが大切なのです。

 

ふたみ伸吾 ほっとらいん

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